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中国石油化工、豪油田買収の流れ
発信時間: 2008-06-20 | チャイナネット

オーストラリアの石油会社・AEDオイルはオーストラリア証券取引所(ASX)で18日、ティモール海のパフィン(Puffin)油田の権益60%を同社が5億6100万ドルで中国石油化工(シノペック)に売却したことを発表した。「中国証券報」が伝えた。

発表によると、パフィン油田の経営権を引き受けたのは、シノペック石油 勘探開発有限公司(SIPC)。同社が獲得した資産には、パフィン油田とタルボット(Talbot)油田の「AC/P22」「AC/L6」「AC/RL1」が含まれる。SIPCの高官は、「この取引の成功はSIPCのオーストラリアでの調査・採掘業務の拡大につながる」と語る。

SIPCはシノペックグループの完全子会社で、海外資産の投資・経営に携わる同グループ唯一の専門会社。同社が行っている海外での石油・天然ガス調査開発事業はアフリカ・中央アジア・中東・ロシア・米州・南アジア太平洋などの20カ国以上におよび、世界各地の調査・投資プロジェクト40項目にかかわっている。 

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