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温家宝総理「経済・社会の発展形勢は予想以上に良好」
発信時間: 2008-06-25 | チャイナネット

国務院の温家宝総理は24日、中国科学院(科学アカデミー)第14回院士大会と中国工程院(工学アカデミー)第9回院士大会に出席し、震災救助活動と現在の経済情勢について報告し、新たな情勢下の科学技術のあり方について指示し、科学技術によって経済と社会の発展を支えることを強調した。

温総理は、「震災救助活動は復興・再建の段階に入っており、科学技術の作用を十分に発揮する必要がある」と指摘し、▽被災地の調査と評価▽建築物の耐震基準の修正▽資源利用の持続可能性や環境容量の評価――などにあたる関連専門家を組織し、科学的論証の土台の上で復興作業を行うよう指示した。

また温総理は、「年初以来、国際経済は大きく変化し、国内でも自然災害が突発した。党中央と国務院はこれに対し、冷静な対応と断固とした決断によって、災害救助と経済・社会の発展を同時に進め、経済の安定した比較的速い発展と社会の調和・安定を維持してきた」とし、「目下の状況は予想以上に良好」との認識を示した。しかし同時に、経済活動中にいくつかの矛盾と問題があることも認め、▽マクロ経済政策の持続性と安定性を保持し、マクロ調整の先見性・照準性・柔軟性を強化し、安定した比較的速い経済発展を維持し、大きな起伏の発生を防止する▽物価の速すぎる上昇を抑制し、市場と物価の基本的な安定を保持する▽「三農(農業、農村、農民)」問題への取り組みを強化し、農業と食糧生産の発展に力を入れる▽省エネ・排出削減をしっかりと実施し、構造調整と発展方式転換を進める▽収入増加と支出削減を促し、金融の安全を保障する▽改革開放を深化し、国民生活の改善に尽力し、経済・社会の発展に向けた各種の任務を果たす――などの必要性を指摘した。

「人民網日本語版」2008年6月25日

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