ホーム>>経済>>政策情報
証監会、改革中の企業は株式インセンティブ禁止
発信時間: 2008-06-26 | チャイナネット

中国証券監督管理委員会(証監会)はこのほど、今年も引き続き上場企業の統治改革を進めていくとの方針を明らかにした。11月30日以降は、統治構造改革が未完了であったり、その他の統治をめぐる問題を抱えていたりする上場企業に対して、証監会は株式インセンティブや資金再調達の申請を受理しないとしており、すでに受理した申請資料については、審査プロセスの中で特別の注意を払うという。「中国証券報」が伝えた。

証監会によると、今後は以下の作業を重点的に進める。▽上場企業の株主や実際の統治者の行動を規範化して、企業の独立性を高める▽上場企業の負債返済の成果を着実なものにし、大株主による上場企業資金の占有を防止するための長期的で有効なメカニズムをうち立て、大株主やその保有する企業による上場企業資金の故意の占有に対する摘発や処分を強化する▽上場企業の機密情報の内部チェック・とりまとめ・公開メカニズムを強化し、上場企業の情報公開を一層規範化する――など。

上場企業は所在地の派出機関に対し、関連側との資金のやりとりの状況を定期的に報告しなければならない。

「人民網日本語版」2008年6月26日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 証監会、改革中の企業は株式インセンティブ禁止

· 国際資本への監視を強化すべき 外国為替局長

· 中国がインフレ抑制策を強化へ 人民銀総裁

· 証監会、全力で株式市場の安定を維持

· 燃料などの価格調整、便乗値上げを厳しく監視