▽短期的な利食いのチャンス
発行価格が値下がりした株式の値下がり前後の状況をみると、一般的に値下がり後には反発のプロセスを経過する。中国建設の株が一回目の値下がり後、印紙税の引き下げを受けて急速に8元前後に回復したことがその例だ。資金の多くは値下がり後に積極的な利食い活動を展開している。だがこうした株式の反発は短期的で、弱気市場に引っ張られて、発行価格のボーダーラインが最終的に「決壊」する可能性もある。
▽長期的な底値買いの暗示
こうしたマイナス要因はあるが、株式市場の調整終了後、人々の心理の働きにより、発行価格が値下がりした株式が率先的に買われる可能性がある。値下がりが市場に「過小評価」とみなされ、企業に「成長性」があると判断される可能性があり、この2点は正しく株式を高騰させる重要な要因である。だがあるアナリストによると、こうした状況が出現する前提として、産業資本の株式市場への参入と金融資本の株式市場への継続的参加がなければならないという。
「人民網日本語版」2008年6月26日
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