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台湾の人民元両替解禁初日、地元銀行は完全な対応を確保
発信時間: 2008-07-01 | チャイナネット

台湾島内では人民元の両替は、とうの昔から「できるが口にはできない」ことだった。闇両替が日増しに繁盛し、レストラン、観光業、百貨店も大陸部からの観光客を一大顧客層と定め、商売繁盛のため人民元に門を開いていた。このため、島内では長年、当局に人民元両替の解禁を求める声が上がっていた。今回、新たに就任した馬英九団隊は「速成補講」に踏み切った。26日に「台湾地区の人民元現金売買業務の解禁」条例を可決、同日夜遅くまで島内各行の申請書類を審査し、翌30日には審査を通過した各行に許可証を発給。銀行側は直ちに両替業務を開始した。

実は、両替業務への参入を決意した各行は、解禁初日から良い営業成績を上げようと、主管機関の許可が下りる1カ月前から、国際市場で人民元をかき集めていた。報道によると、各行が準備した人民元の総額は少なくとも5億元。大手の台湾銀行と兆豊銀行は、初日から完全な対応ができるよう数千万元を用意。人民元を識別するための知識、簡体字の両替の説明、紙幣検査機など細かい点まで準備を進めていた。

「人民網日本語版」2008年7月1日

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