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金持ちへのイメージ調査、「人生のモデル」も強い不信感
発信時間: 2008-07-03 | チャイナネット

金持ちへの理解も

金持ちについて、多くの人がイメージは割り引いて考える必要があるとしているが、質問を重ねていくと金持ちに対する寛容さや理解を示し始める。回答者の57.64%が「金持ちは貧乏人よりも悩みが多い」とし、60.01%が「金持ちにも弱者がおり、貧乏人にも強者がおり、富の多寡で強弱は判断できない」とし、「金持ちをよりケアすべき時もある」とした人も7.89%に上った。

ある時期から、中国社会では貧富の間に突如明確な線引きが行われ、一種の心理的対立まで生じた。よく引用される例は、普通車が事故を起こしてもそれほど大きな反応は起きないが、BMWが事故を起こせば人々の激しい怒りを買い、時には笑い者にさえなるというものだ。だが嬉しいことに、人々の心理は徐々に成熟している。「同じ出来事であっても、当事者が金持ちか貧乏人かで見方が変わるか」との問いには、回答者の44.65%が「出来事によっては変わる」と理性的に答え、19.17%が「相手が金持ちか貧乏人かで見方が変わるということはない」と答えている。

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