自動車ニーズ

北京市のあるメディア企業に勤める呉鵬さんは「製品油価格の引き上げで、自動車の維持費も高くなり、毎月200元ほどかかるようになった」と話す。呉さんは昨年12月に自動車購入を考え始め、製品油価格の上昇という圧力に直面しても、購入プランに変更はないが、排気量の小さい車の購入を考えるようになったという。呉さんは「省エネや環境保護を意識することは、社会に対するちょっとした貢献だ」と話す。

製品油価格の引き上げ後、日常生活にどのような変化があったかとの問いに対し、回答者の48.1％が「各方面で生活消費を抑えるようになった」と答え、43.5％が「しばらく自動車購入計画を棚上げする」と答え、36.2％が「車を買うなら排気量の小さな車にする」、36.1％が「自家用車の使用頻度を減らし、普段は地下鉄や公共交通などを利用して出勤する」、22.6％が「自動車購入の費用を住宅購入や株式などの投資・資産にふり向けることを考えている」と答えた。