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農産物先物が全面安の原因を分析
発信時間: 2008-07-10 | チャイナネット

米農作地帯の天候好転受け

海外市場の農産品先物価格は7日、天気の好転が予想されたことを受け、全面安となった。国内の農産品先物も8日、この影響を受けて、全面安となった。「国際金融報」が伝えた。

今後予想される天気の条件が農作物の生長に適したものとなったため、農作物先物のリスク・プレミアムは低下した。気象予報によると、米国の農作地帯の天気は今週好転する。農作物の主要生産地域の80%で小雨が降る見通しで、トウモロコシと大豆の生長には好材料となる。

米農務省発表の6日までの週間生育進度報告によると、大豆作柄の良好率は59%(前週58%、前年65%)、トウモロコシ作柄の良好率は62%(前週61%、前年70%)だった。

シカゴ商品取引所(CBOT)では7日、大豆先物価格が下落。大部分の銘柄がストップ安となった。トウモロコシ先物も主要銘柄の一部でストップ安となった。

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