温家宝国務院総理が9日召集した国務院常務会議で、『2008年の経済体制改革の深化に関する意見』が採択された。同時に、遺伝子組み換え生物新品種の育成に関する科学技術重要特定プロジェクトも認可された。
会議では、各地、各部門は指導力を強化し、改革に関する全般的計画と統一的配置をきちんと行い、重点を突出させ、経済・社会の発展の全局に関する重要な体制改革の面で突破的な進展が見られるよう努め、それぞれの責任を明確にし、「2008年の経済体制改革の深化に関する意見」を積極的に実施し、所定の各目標を全面的に達成させることが求められた。
会議ではまた、遺伝子組み換え生物新品種の育成に関する科学技術重要特定プロジェクトは農業の科学技術面の自主的革新能力と中国の生物育種レベルを向上させ、農業における効率アップと農民の収益増を促し、農業の国際競争力を高める上で重要な戦略的意義を持つと強調された。
重要特定プロジェクトを実施することは、いくつかの重要な応用価値と自主的知的財産権のある遺伝子データを入手し、病虫害などに強く、良質で、高産出量・高効率な重要遺伝子組み替え新生物品種を育成し、農業の遺伝子組み換え研究及び農業の産業化のレベルを高め、中国農業の持続可能な発展に強力な科学技術面のサポートを提供できるようにすることにあるとされた。
「チャイナネット」2008年7月10日 |