中国の「菜籃子(買物カゴ)」商品(主食となる穀物以外の農産物)は、年初以来、十分な供給を実現、価格も全体的に安定を保っている。推計によると、上半期の肉類生産量は3515万トン(3.2%増)、鳥類卵の生産量は1340万トン(6.4%増)、乳製品の生産量は1915万トン(11.5%増)。生豚の生産も全面的に回復した。上半期、全国における生豚の出荷量は前年同期比3.7%、生豚の飼育量は同比5%それぞれ増加した。このほど閉幕した「全国農業庁長・局長座談会」で明らかになった。
農家の家畜や農作物の飼育?繁殖に対する意欲は現在、ますます強くなってきている。大規模農家の発展のスピードは速く、小規模農家は堅実な発展ぶりを見せ、生豚生産は着実に安定成長への道を歩んでいる。乳業も安定成長が続いており、過去に見られた乳牛繁殖における伸び悩みや損失は徐々に緩和されつつある。各地の採卵鶏農家の鶏補充数はほぼ安定しており、種鶏の繁殖・販売状況も安定、一部地区で見られた種鶏繁殖の行き過ぎた淘汰現象も改善されている。このほか、油菜の栽培面積は大幅に回復、3年間続いた生産総量の下落傾向に歯止めがかかった。
「人民網日本語版」2008年7月22日 |