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北京五輪で、中国の情報・通信業は飛躍的発展
発信時間: 2008-08-01 | チャイナネット

(2)交通・物流

▽交通・物流経済:五輪の命脈を改善・強化

交通は都市の血管と呼ばれる。五輪の開催期間という短い期間に膨大な旅客が北京を訪れ、交通輸送業に豊富なリソースを提供することが予測される。交通輸送インフラの建設を進め、旅客に便利で快適な交通輸送サービスを提供することは、すべての五輪開催都市に課せられた筆頭の課題だ。五輪を迎えるにあたり、北京市は都市交通に約900億元を投入し、2004~08年の4年間には一連の重点交通プロジェクトを計画・実施した。巨大な投資により、インテリジェント交通や現代型物流業に巨大な発展チャンスがもたらされ、ここ数年は航空、道路、都市管理、3PL(物流業務の包括的アウトソーシング)などの分野で情報化が急速に進み、情報経済の交通物流分野への進出が加速している。「五輪経済報告」の分析によると、北京五輪の経済規模はアテネ五輪を超え、五輪と関連分野での物流ニーズは417億2千万元に達する見込みだ。これほどの巨大な市場を前にして、国内・海外の物流企業は腕を振るう機会をうかがい、チャンスをとらえ、情報技術をより多く採用して3PLのビジネスモデルを発展させようとしており、国内物流業界にとっては重大な問題となっている。

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