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国の産業支援の方向性、工業情報化部が説明
発信時間: 2008-08-27 | チャイナネット
 工業・情報化部産業政策司の侯世国副司長はこのほど、国の産業支援の方
向性について説明した。主な内容は次の通り。「国際金融報」が伝えた。

 国が発展を奨励する産業は、産業構造のグレードアップ促進にプラスとなる中核的技術・装備・製品、および重点的に発展させる必要がある農業、サービス業、環境、生態保護、資源の節約・総合利用などの経済社会の発展に向けた弱点部分を主な方向性としている。国が支援産業の方向性を確定する際には、次の点を考慮する。

 (1)現在国内で研究開発から産業化までカバーできる技術的基礎があり、技術革新にプラスとなり、新たな経済成長点を形成できるかどうか。

 (2)現在と今後一定の期間、市場で大きなニーズが見込め、将来の発展性が高く、不足する商品の供給力向上にプラスになり、国内・海外市場の開拓にプラスになるかどうか。

 (3)技術含有量が高く、産業技術の進歩促進にプラスになり、産業競争力を高めるかどうか。

 (4)持続可能な発展戦略のニーズに合致し、安全な生産にプラスとなり、資源の節約・総合的利用にプラスになり、新エネルギーの開発・利用にプラスになり、資源の利用効率を高め、生態環境を改善するかどうか。

 (5)中国の優位点の発揮にプラスとなるかどうか。特に中部・西部地域や東北地域などの旧来の工業拠点のエネルギー資源、鉱物資源、労働力資源などでの優位点の発揮にプラスかどうか。

 (6)雇用の拡大と雇用機会の増大にプラスとなるかどうか。

 「人民網日本語版」2008年8月27日
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