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中国金融企業の海外進出について再検討
発信時間: 2008-08-29 | チャイナネット

各社・各機関の海外進出の跡をながめると、成功したケースは往々にして、投資先国が新興市場国であるか、投資対象が中小金融機関である場合で、失敗したケースは、投資先国が欧米の先進国だったか、投資対象が大手金融機関だったという場合がほとんどだ。こうした正反対のケースを整理してみると、中国資本金融機関は海外進出に当たって以下の原則を踏まえる必要があると考えられる。

(1)投資先国の選択では、できるだけ中国と国情が似ており、経営環境や投資ルールが相対的にわかりやすい国を選んで投資すべき。

(2)投資対象の選択では、自身の実力を踏まえて、中小の金融機関を選択すべき。金融業界では小規模行が大手行を飲み込むという「奇跡」はなかなか起こらない。海外投資では自身の力をよく考えて行動を起こすべきだ。

(3)財務投資と戦略的投資とで悩むなら、戦略的投資を選択すべき。株式投資と株式参入とで悩むなら、部分的株式参入でもよいので株式参入を選択すべき。こうしなければ、海外投資にあたって、特に出資した企業の長期的な運営プロセスにおいて、中国企業が主体的な地位を得て、限られたリソースを有効に活用することはできない。こうした選択をすれば、中国資本企業が海外市場で業務を開拓し、国際的な慣例を熟知し、現地の状況を理解するのに役立つ。ひいては将来の成熟した市場経営に向けての適応能力を高めることにもつながる。

「人民網日本語版」2008年8月29日

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