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北京地下鉄4号線に、国内初の5つの新しい特徴
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット
 北京の地下鉄4号線、10号線、5号線は同時期の開通であるため、使用される列車が基本的に類似しているが、4号線の列車は、国内初となる独特な特徴を5つ備えている。北京晩報が伝えた。

 (1)先頭車両の運転室と最後部の車掌室には非常用脱出用シューター(滑り台)がついており、緊急事態が発生した場合でも、30分で、全乗客を脱出させることができる。

 (2)4号線の車両内の床面材料と内装素材は防火基準を満たすものであり、国内の地下鉄列車の中では、最もレベルの高いものを使用している。

 (3)車載用バッテリー駆動式を採用し、列車を走行させる。架線から電気が取り入れられなくなった場合に発生する停車などの状況を減らすことができる。

 (4)列車の動力ユニット間には高圧線を設置せず、列車の補助給電が途切れないことを保証する。

 (5)列車のサービスレベルを保証する。従来の地下鉄列車のドアは、開いている時は戸袋に収納されるタイプだったが、4号線のドアは観光バスに多く使われている、スイングプラグ方式で開閉し、密封性に優れている。

 地下鉄4号線用の4編成の列車が来月、初めて北京に搬入される。6両連結1編成、1編成分の乗客定員は1408人。来年7月には、計40編成の新車がすべてそろう。4号線は来年6月には、全線で総合的な調整テストが行われ、来年9月末には試運転が始まる予定だ。4号線は開通日から、3分半間隔の運行を実現する。

 4号線上には、将来開通予定の地下鉄と乗り換えができる駅を多く設置している。将来的に白石橋駅で9号線と、平安里駅で6号線と、西四駅で3号線と、菜市口駅で7号線と、新南駅で14号線と、角門西駅で10号線(2期)と乗換えができるようになる。また、4号線の南延長線である大興線の建設工事もすでに着工している。

 「人民網日本語版」 2008年09月12日
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