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中国の内需拡大、世界経済衰退の歯止めに?
発信時間: 2008-11-11 | チャイナネット
 国連世界経済観測部の洪平凡主任は10日新華社の取材を受け、中国が力を入れて取り組む内需拡大政策は、世界経済の衰退を食い止めるのに重要な貢献をするだけでなく、来年下半期の世界経済復興に向け基盤を築くものだと説明した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 中国政府が総額約4兆元を投じて推進する内需拡大は10項目の対策が講じられ、そのカバー範囲は広く、方向性も正確で、世界経済に多大な貢献をするという。この政策はインフラ建設をけん引するだけでなく、社会サービスや国民生活のニーズに対する投入も増やし、効果的に中国国内の消費ニーズや輸入増加を後押しする方針だ。

 最新の経済データによると、世界経済の衰退速度はこれまでの予想を遥かに上回っており、世界各国で遍く経済衰退に実際に歯止めをかける政策が不十分な状況だ。各国政府がもっと積極的に財政政策を打ち出し、国際間の協力を強化し、この経済危機を共同で乗り切ることが大切、と洪主任は呼びかける。

 「人民網日本語版」2008年11月11日
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