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三峡ダム、7つの物流商業貿易センターを建設
発信時間: 2008-11-19 | チャイナネット

湖北省宜昌市の夷陵区は、域内の太平港区に大型物流商業貿易センターを建設する。これは貯水後の三峡ダム区に大きな発展のチャンスをもたらすものであり、完成後の総合的な経済効果は数百億に上り、1万人以上に就業の機会を提供することになる。

三峡ダムの貯水後、ダム区域を流れる靖江、太平、百歳、端坊の4本の渓流はそれぞれ70~100メートルの深さなり、この周辺は長江の幹線航路から離れているため、風を避けることができる天然の良港になる。また四川省や長江の航行環境が改善され、物流面の需要も突然大きくなった。

同区では2001年から太平渓港や靖江渓港など大規模な港を建設してきた。太平渓港の年間旅客数は延べ100人で、靖江渓港はすでに延べ50万台の輸送トラックを輸送し、太平渓港は長江上中流域の重要な貨物積み替え場所になっている。

太平渓港区の建設プロジェクトは、輸送トラック物流センター、商品車物流センター、コンテナ物流センター、農産品物流商業貿易センター、石炭備蓄積み替えセンター、船舶建造センター、観光客輸送センターを一体化し、敷地面積は約333ヘクタール、建坪58万平方キロで、年間の貨物取り扱い量は6000万トンを計画している。

このプロジェクトが完成すると、この地域は「大交通と大物流」の形成を促進し、三峡ダム地区の産業空洞化問題を解決することができる。輸送トラック物流センターはすでに使用されており、商品車物流センターは建設中、石炭備蓄積み替えセンターは建設準備中で、2009年3月の使用を予定している。

宜昌市を通過する四川省や湖北省に通じる高速道路や鉄道工事の着工につれて、宜昌市はいよいよ西部地区での重要な交通の中枢になっている。大型物流センター完成後は、中国の西南部と中南部、東部地区を結ぶ物流の要所となり、三峡域の水路、道路、鉄道の連絡輸送が実現し、航路運輸の重圧が緩和されるだろう。

「チャイナネット」2008/11/19

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