北京市統計局と国家統計局北京調査総隊は20日、今年10月の北京の観光客受入数は延べ39万8千人と、月別で今年の最高を記録した。しかし、前年同期に比べ14.4%減少し、下落幅は9月比8.4ポイント低下した。このうち、外国人観光客受入数は前年同期比16.5%減の延べ35万3千人。香港・マカオ・台湾地域からの観光客受入数は同比5.9%増の延べ4万5千人。北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。
統計データによると、主要な観光源国からの観光客受入数は、軒並みやや減少した。10月の米国からの観光客受入数は、前年同期比20.1%減の延べ5万9千人、日本からの観光客は、同比26.4%減の延べ3万9千人、韓国からの観光客は、同比27.2%減の延べ3万1千人。
同市観光客受入数の1~10月累計は、前年同期比11.2%減の延べ325万9千人。このうち、香港・マカオ・台湾からの観光客受入数は、同比19.4%減の延べ36万2千人。外国人観光客は同比10.1%減の延べ289万7千人。受入数はやや減少したものの、観光客の滞在日数は明らかに長くなっている。1~10月の同市観光客一人あたりの平均滞在日数は3.9日と、前年同期比0.6日長くなった。
「人民網日本語版」2008年11月21日
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