----今年第4四半期に1000億元が投じられ、今後2年で4兆元が投じられることになっているが、これはどういう考え方なのか。
中央政府は、住宅保障プロジェクト・農村民生プロジェクト・インフラ・社会事業・生態保護・自主革新・災害復興などの進展を速めるため、2010年末までに4兆元を投資するプランを提出した。中央財政からは1兆1800万元が投じられ、地方財政と民間からの投資と合わせて4兆元の規模となる。今年第4四半期には、当初の計画の上に中央財政から1000億元が追加投資された。
中央の要求に基づき、投資先には、すでに計画の整ったプロジェクトが優先された。支援を拡大し、進展を速め、新たな建設プロジェクトをすぐに始動するためだ。例えば、低価格賃貸住宅の建設では、700万戸余りの都市低収入家庭の住宅問題が解決を待っている。今年の当初の計画では中央から20億元が投資され、低価格賃貸住宅20万戸前後が建設されることになっていた。今回の追加投資ではこれに75億元がプラスされ、低価格賃貸住宅の工期が大きく縮小され、低収入家庭の住宅問題の早期解決が可能となった。
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