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中国初の合弁民間ヘリ、来年末に販売開始
発信時間: 2008-12-29 | チャイナネット

中国初の民間ヘリコプター合弁生産事業は順調に進んでおり、来年末にはラインオフし、販売が始まる見込みだ。28日には北京で、ヒラー(中国)飛機制造有限公司と山西シン海盛貿易有限公司による協力事業契約の調印式が行われた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

ヒラー(中国)飛機制造有限公司の徐慶祥董事長の説明によると、同社は河北張家口察哈爾通用航空有限公司と米ヒラー・エアクラフト社による中国初の民間ヘリコプター生産合弁会社。中国側が資本金8000万ドルの60%を出資し、07年に設立された。ヒラー社のUH-12型機を導入し、年産200機、生産額26億元、粗利益10億元を目指す。UH-12型機は現在世界で最も汎用性と経済性を備えたヘリコプターで、救難活動、交通管制、海上石油、森林保護、播種、農薬散布、鉱脈探査・採掘など多くの低空活動に幅広い使用が可能。

合弁会社はまず米ヒラーUH-12Eの3型番・5規格の軽ヘリコプターの組立から始め、その後尾翼・機体・座席など部品の生産も徐々に手がけ、さらに独自の特許技術の開発も進める。

「人民網日本語版」2008年12月29日

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