寒い日が続く中、北京・上海間高速鉄道南京南駅の建設工事現場は熱気があふれている。
北京-上海高速鉄道プロジェクトは11月末現在、全線の91%を占める1203キロの区間で工事が始まっている。同プロジェクトでは、1日あたり鉄筋1万トン、セメント3万5000トン、コンクリート11万立方メートル、資金投下額は約1億9000万元で、現在全工事区間の作業員の数は11万3000人を上回っている。
北京市発展改革委員会は30日、第4四半期の60億元の追加資金投下額はすでに12月23日に拠出されたと発表した。この60億元の資金は北京―上海高速鉄道北京区間の立ち退き、新エネルギー公共バス、老朽住宅とバラック住宅区の再開発、農業支援、中小企業支援などに使用される。そのうちの20億元は北京―上海高速鉄道北京区間の土地収用や立ち退きに用いられることになっている。
北京―上海高速鉄道北京区間の土地収用、立ち退き作業は2009年1月15日前に完了し、同3月にはレール敷設工事が始まることになっている。北京―上海高速鉄道北京区間は豊台、大興の2つの区を経由する計画で、60万㎡の立ち退きが必要となっている。
「チャイナネット」2008年12月31日 |