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中央第一号文書:農村民生改善の5つの重点分野
発信時間: 2009-02-04 | チャイナネット

 

国務院新聞弁公室は2日午前、発表されたばかりの中央一号文書についてのブリーフィングを行った。中央財政経済指導グループ弁公室の副主任と中央農村工作指導グループ弁公室の主任を務める陳錫文氏が、農業と農村の発展を指導する中央一号文書を解読し、農業の安定発展維持や農民工(出稼ぎ労働者)の就職などの状況を紹介した。

陳氏によると、農村民生事業の推進にあたって、中央一号文書は次の5つの重点分野を強調している。

(1)農村の送電網建設。送電網がカバーする農村人口はすでに95%前後に達している。残りの5%前後への電気供給を加速していかなければならない。都市と農村の電気使用における電気料金の一致も実現する必要がある。

(2)農村の道路建設。全国の行政村では約87%ですでに公共バスが通っているが、この比率もさらに引き上げていく。

(3)農村飲用水安全プロジェクトの建設加速。中国では過去数年、毎年3千万人余りの農民の飲用水安全問題が解決されてきた。今年からは、毎年6千万人以上の農民の飲用水安全問題を解決することが求められる。

(4)農村のメタンガスプロジェクトの建設加速。メタンガスプロジェクトへの中央財政の投資はこれまで年間20億元だったが、今年はこれをさらに引き上げ、毎年400万人から600万人の農民の家庭でメタンガスが使用できるようにする。

(5)倒壊の危険のある農村住宅の改造業務試行。

「人民網日本語版」2009年2月3日

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