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中国、軽工業振興計画をまもなく発表
発信時間: 2009-02-11 | チャイナネット

中国の軽工業振興計画がまもなく発表されることが10日分かった。この計画では、今後3年間に食品、家電、製紙、プラスチック、皮革、金属、電池、照明電器、クリーニング、軽工業設備などの業種の振興を重点にし、2010年までに軽工業重点業種の構造調整と、産業のグレードアップに顕著な成果を収めことを目標としている。

この計画では、酒とアルコール、化粧品、高級宝飾品、高級腕時計などの商品の消費税の一時引き下げと、輸入高級消費品の関税の引き上げ、農村での家電購入補助の全国展開と、対象製品の全ての家電製品と省エネ照明電器などへの拡大が盛り込まれている。

また家電、家具、皮革、金属など軽工業製品631品目の輸出税の還付率を、2007年7月1日以前の水準になるよう継続して引き上げ、発酵製品や紙などの還付率を一時的に適度に引き上げる。国産ブランドを輸出する企業に対しては、輸出税の還付や所得税などの面で優遇政策を適用する。

この計画では、砂糖、乳製品、塩、紙パルプ、紙類などの製品の備蓄を増やし、政府の塩備蓄施設建設プロジェクトの実施を推進し、政府と地方による備蓄制度を構築するよう提案しており、さらに試験的に企業を選び動態的な備蓄を実施する。銀行は2008年第4四半期の過剰在庫品を基準にし、十分な流動資金を貸し出し、国は1年間の利子を補給するサポートを行って、市場の回復を待って売り上げ額で貸付金を返す。

「チャイナネット」2009年2月11日

 

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