消費券で買い物する杭州市の少女

国務院新聞弁公室は2月9日、流通の活性化や消費拡大などについて記者会見を行い、一部地方人民政府が内需拡大のために消費券を発給していることについて商務部の姜増偉副部長は、いい方法だとその取り組みを評価し、商務部は今後6つの措置を打ち出し、流通の活性化や消費拡大に努めると明らかにした。６つの措置は次の通り。

１．農村流通ネットワークの健全化を図り、農村の消費をけん引。

農村での家電購入補助を全面的に展開し、農村消費構造のグレードアップを促進する。引き続き「万村千郷市場プロジェクト」を推進して、農村での店舗のカバー範囲を拡大し、統一した配送と総合的なサービス機能を高め、農業生産財の流通システムを整備する。

2．地域サービスの機能を高め都市部の消費を拡大。

都市部の地域サービス施設を一層整備し、家事サービスネットワークの建設を進める。野菜市場の標準化の改造を実施して、大衆向けの飲食ネットワークの整備を加速させ、都市部の耐久消費財のグレードアップを図り、中古品流通ネットワークや取引市場を整備して自動車消費を積極的に推進する。

3．市場による自己調節機能を高め市場の安定を維持。

住民の生活必需品備蓄メカニズムの健全化や進め、中央と地方の備蓄施設の建設を加速させて政府備蓄の改善を図り、商業的な代替備蓄体制の構築を模索する。都市部と農村部の市場情報サービスシステムを完全なものにし、生産や販売のリンク、地域を越えた調達や輸送、備蓄品の市場投入などのメカニズムの健全化を行って、市場での応急コントロール機能を強化する。