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中国、対外貿易に明るい兆し 
発信時間: 2009-02-12 | チャイナネット

▽中国製品の主要輸出市場でのシェアが回復

08年6潤オ10月、中国製品の米国市場シェアが14.8%から月を追って上昇し18.2%に達した。欧州連合(EU)市場シェアは14.1%から18.4%に上昇し、日本市場シェアは6月の17.3%から11月には21.2%まで上昇した。このことは中国経済が、欧米や日本などの経済が安定した後、先に経済低迷から脱する上で大きなサポートの役割を果たすことを示している。

▽通年の対外貿易情勢はなお観察必要

あるアナリストの分析によると、昨年12月のデータから、今年1月の輸出入は引き続き低下することが予測されたが、春節があったため、1月の対外貿易データは比較の対象になりにくい。今年の通年の対外貿易情勢は、なお観察する必要がある。

税関がまとめた統計によると、今年1月の輸出入額ランキングの上位6省・市はいずれも輸出入額が大幅に減少した。うち広東省は366億3千万ドルで前年同月比31.1%の減少、江蘇省は212億4千万ドルで同32.2%の減少、上海市は181億3千万ドルで同29.5%の減少だった。浙江省は146億4千万ドル(同17.4%減)、北京市は119億2千万ドル(同41.9%減)、山東省は89億1千万ドル(同25.9%減)だった。

「人民網日本語版」2009年2月12日

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