ホーム>>経済>>視点
中国、自動車大国への道のりはなお遠い
発信時間: 2009-02-13 | チャイナネット

▽中国は世界で最も成長の速い新興自動車市場へ

中国は01年末の世界貿易組織(WTO)加盟以降、ようやく自動車の消費が開放され、自動車の生産・販売が急成長を続けている。06年に中国は日本を追い抜き、米国に次ぐ第二の新車消費市場となった。当時の中国の新車販売台数は722万台で、米国は1600万台以上だった。

国家情報センターの専門家はかつて2010年に中国は米国を追い抜き、世界最大の新車の消費市場になると予測している。

金融危機の影響により、中国の自動車市場は昨年下半期から低迷し始め、9年連続二桁成長の勢いが08年にストップした。

金融危機への対応策として、内需を拡大し、国民経済の持続的かつ健全な発展を維持するべく、国は税収や財政など多方面から支援政策を打ち出し、自動車消費の拡大を図っている。これらの支援政策が打ち出されると、消費者は自信を強め、国内の自動車市場は活気づいた。一連の景気対策によって今年中国の新車の販売台数は再び二桁成長を取り戻し、初の1千万台を突破する見通しが出て来た。

     1   2   3   4    


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 外貨準備による投資、米国債の購入だけが選択肢ではない

· 海峡両岸の情報産業協力空間、一段と拡大へ

· 3G時代到来 再び脚光浴びるサービスプロバイダ 

· 中国、対外貿易に明るい兆し 

· 中国国産の大型航空機が2016年に完成