(2)雇用水準:都市部で900万人以上の雇用創出
国際金融危機の強い衝撃を受けて、中国企業の人材ニーズは明らかに減少した。現在、職を失って帰郷した出稼ぎ農民労働者(農民工)約2千万人、大学新規卒業生610万人、および「就職浪人」している大学卒業生約100万人が職を求めている。
厳しい雇用情勢に対し、政府の活動報告は「今年は都市部で900万人分以上の雇用を創出し、都市部の登録失業率を4.6%以内に収めなければならない」としている。
中国共産党淮安市(江蘇省)委員会の劉永忠書記(全人代代表)によると、現在のように経済が困難に直面する状況では、雇用の問題が突出する。従来の雇用規模を保ちつつ、新たな雇用機会を創出することが、経済の活力を維持し、中国の経済・社会の正常な運営を保証する上で極めて重要だ。
今年の都市部での雇用創出の目標値は900万人で、昨年の1千万人より100万人少なく、一昨年の水準にほぼ相当する。
雇用の促進は政府が担うべき責任であり、特に経済情勢が厳しい時期にはぜひとも果たさなければならない責任だ。政府の活動報告では、より積極的な雇用政策の実施に向けて、中央政府が420億元の予算を割り当てるよう提起する。
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