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「両大会」の経済に関する20のキーワード 
発信時間: 2009-03-17 | チャイナネット

キーワード19--「両率の引き下げ」

政府関係部門責任者のコメント

中国人民銀行の易綱・副頭取:デフレ対策として中央銀行には十分な貨幣政策ツールがある。社会では、中国には比較的大きな利下げ余地があると言われているが、利下げ余地はあるものの大きくなく、ゼロ金利は中国にとって必ずしもベストな選択ではない。

代表委員の声

政協委員、中国人民銀行の蘇寧・副頭取:現在、中国の貨幣政策コントロールの余地は十分にあり、特に法定準備率は13%から15%に達し十分な引き下げ余地がある。5度の利率調整を経て引き下げ余地は縮小されたが、まだ残されているはずだ。今年1月、金融機構預金準備金率は大幅に下がったが、現在の市場流動性は十分にある。マネーサプライの増加が経済成長を後押しできるための十分な手段が中央銀行にはあり、どのような手段を用いるかは市況を見て判断する。貸付増加に歯止めがかからない場合、中央銀行は貸付規模の制限を再度設定し直すのかということについて、中央銀行が行う貸付資産額の調整には多くの方法があり、貸付規模に限らず、マネーサプライをコントロールして行ってもよい。

政協委員、上海銀監局の閻慶民・局長:3月のCPIはマイナス成長となり、貨幣政策にはまだ調整余地がある。預金準備率と利率が再度引き下げられることも考えられる。

記者コメント

市場の十分な流動性を維持するため、中央銀行の手元には準備措置が多くあり、通年のマネーサプライM2伸び率は17%に達する見通し。しかし利率の引き下げはより慎重となる。

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