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金融危機はミレニアム目標の達成に影響 ADB
発信時間: 2009-08-27 | チャイナネット

 ADB・アジア開発銀行は26日、「国際金融危機は、アジア・太平洋地域におけるミレニアム開発目標(MDGs)の達成を遅らせるだろう」と述べた上で、「アジアの各国政府が中小企業を支援することは、経済成長の回復にプラスとなる」と指摘した。

 これは、アジア開発銀行の年度統計報告書『基本統計2009』で明らかにしたもの。それによると、ここ数年、アジアは貧困撲滅で目覚ましい成果を収めたものの、飢饉撲滅や産婦の死亡率低減、および衛生条件の改善などにおいては、依然として厳しい状況にある。

 報告書はまた、「アジアの各国政府が中小企業の発展を支援することは、輸出貿易に依存した発展モデルから脱却し、地域経済の成長を回復させることにプラスとなる」としている。

「中国国際放送局 日本語部」2009年8月27日

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