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中国、資本市場を通じた企業の合併買収を支援
発信時間: 2009-09-29 | チャイナネット

中国証券監督管理委員会(証監会)のウェブサイトが28日に明らかにしたところによると、証監会の関係部門は、資本市場を通じた合併買収や企業再編の推進に関する措置を調整することを検討している。

証監会の上場企業合併買収・再編審査委員会の設立大会が北京で開催された。証監会の尚福林主席は会議で、条件を満たす企業の資本市場を利用した合併買収や再編を支援することは、資本市場が国のマクロ経済政策目標の達成を下支えする上で重要な部分となると強調した。

データによると、2006年から2009年上半期まで、上場企業計123社が産業統合、業界のグレードアップを目的とした合併買収と再編を行っており、取引総額は8334億元に達した。合併買収・再編を経て上場した企業の純利益、総収入と資産総額は平均で2~4倍となった。

合併買収・再編を通じ、大陸部の資本市場には中国アルミ、中国船舶、中国遠洋、長江電力、海螺セメント、青島海爾(ハイアール)などの国際競争力を持つ企業が生まれ、東方電汽、武鋼股份、葛洲壩、上海汽車、攀鋼鋼钒などはグループ全体上場を実現した。

中国証券監督管理委員会のウェブサイトは最近、上場会社向けのコンサルティング業務を開始している。「情報直通車」サービスを提供し、合併買収・再編の監督管理の透明性と一貫性を高めることを目的としている。

「チャイナネット」 2009年9月29日

 

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