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香港資本を導入した北京地下鉄4号線が開通
発信時間: 2009-09-28 | チャイナネット

 北京の地下鉄4号線が28日開通した。香港の地下鉄会社との共同出資で運営される。北京市政府の計画によると、現在から2015年までに、毎年地下鉄線路を1本新設することにより、レール交通の総延長は560キロを超え、1日あたりの旅客輸送量は延べ300万人から延べ1000万人以上になる見込み。

 北京の地下鉄4号線は全長28.2キロ、レール交通が不便だった北京の西部を通り、南北を貫き、交通の要所や百貨店、大学などをつないでいる。この線路は中国国内では初めて社会資本を導入し、より多くの人間性にとんだ管理やデザインが取り入れられている。各駅には香港の地下鉄でよく見かける透明の「駅観察ブース」が設置され、スタッフが乗客の流れの推移や駅内秩序を維持する。また、各駅には赤い色の「緊急停車ボタン」が設置されている。緊急事態が起こった場合、乗客はそれを通じてシグナルを発信し、周辺を走る列車を急停車させることができる。

「中国国際放送局 日本語部」2009年9月28日

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