消費支出構造の変化を反映するエンゲル係数
都市部エンゲル係数 |
農村部エンゲル係数 |
エンゲル係数の低下は、経済発展を判断する重要な動きの一つである。改革開放以降、中国の都市・農村住民の家庭のエンゲル係数は低下し続け、都市住民家庭のエンゲル係数は1978年の57.5%から2008年には37.9%に低下、農村住民家庭のエンゲル係数は1978年の67.7%から2008年には43.7%に低下し、下げ幅はそれぞれ19.6ポイントと24ポイントに達した。同時に、住民消費構造は衣食の需要を満たす段階からまずまずの生活水準の段階に向上した。耐久消費財については100元クラス(腕時計、自転車、ミシン)から1000元クラス(カラーテレビ、冷蔵庫、洗濯機などの家電製品)へとレベルを上げ、その後、1万元クラス、数十万元クラスの大型耐久消費財(住宅、自動車)にレベルを上げた。
「チャイナネット」 2009年9月1日