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重慶ヒルトン、イースウェン支配人が語る重慶
発信時間: 2009-10-20 | チャイナネット

 

イースウェン支配人はドイツ出身。99年に初めてこの「山城」の土地に足を踏み入れた途端、心引きつけられた。直轄市以降に急速に発展した経済、人びとのさっぱりした性格、濃霧に包まれた山水が、世界の耳目をここに集めている。

イースウェン氏は06年末、重慶への転勤を申請。北京ヒルトンにいた際は、グループで最年少の支配人で、常にチャレンジを生活の楽しみにしていた。

昔を偲ぶと、イースウェン氏は非常に愉快になった。初めて山城の重慶に来た時、合流する2つの河と、山水に嵌め込まれた折り重なる高層ビルをじっと見つめていると、中国にまだこんな奇異な都市があるのかと、感慨深くなったという。大通りや路地に並ぶ鍋料理の店から濃厚な香りが漂い、豪快な重慶人が思う存分に激辛の鍋をつついている。こうした感覚は東南アジアのようで、拭い去れない思い出となったと話す。

実際、重慶の発展のスピードは世界の目を奪うものがある。中国が正式に世界貿易機関(WTO)に加盟して以来、世界の著名なホテルグループも中国市場参入のステップを加速している。西部で唯一の直轄市である重慶は自然、「西洋」のホテルが中国西部に拠点を構える際の「橋頭堡」となった。

ヒルトンが重慶に「宿泊」したのは5年前。中国で5番目のホテルだった。中国西部を選択し、重慶を選択したのは、今から見れば、この戦略の選択は成功だったと思う。

イースウェン氏は「重慶の現在の発展スピードと成功は世界的にも少なく、重慶の将来を非常に好感している。ヒルトンを信じ、重慶を信じている」。重慶に極めて大きな情熱と情感を抱くこのドイツ人は今、前進中の重慶とともに伝奇的な故事を描いているところだ。

「チャイナネット」 2009年11月

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