ホーム>>経済>>視点
中国ASEAN自由貿易区、コスト下げ競争力上げる
発信時間: 2009-10-23 | チャイナネット

高虎城副部長の話によると、自由貿易区の優遇措置をより効果的に利用するため、中国とASEANは、自由貿易区の優遇政策を広め建設能力を高めることを目的とした活動を行なった。中国側は今年4月、ASEAN諸国の自由貿易協定の利用能力を高めるため、昆明で「中国・ASEAN自由貿易協定の実施に関するシンポジウム」を開催した。今年7月には山東省で「中国・ASEAN自由貿易協定の実施会議」を開き、自由貿易区の建設推進について話し合った。現在、双方は「中国・ASEAN自由貿易区ビジネスポータルサイト」を共同で立ち上げており、企業に全面、迅速、確実、権威的な自由貿易区建設の情報と各ビジネス情報を提供することを目指している。そのほか、2010年1月には広西チワン族自治区の南寧市で「中国・ASEAN自由貿易区フォーラム」が開かれる。

高虎城副部長は、「自由貿易区の建設に伴い、ビジネス界に多くのチャンスと試練がもたらされる一方で、自由貿易区での作業、特に税関監督管理やサービスにはより多くの課題と問題が生じる。今回のフォーラムを通し、政府、企業、仲介機関の各関係者が交流を深め、情報を共有し、共通認識に達し、自信を持つことを望んでいる」と話す。

「チャイナネット」 2009年10月23日

 

     1   2  


  関連記事

· 中国・ASEAN博覧会でマホガニーの工芸品の売れ行き好調

· 実用的な先進技術が博覧会の目玉に

· 「日本の美」、中国・ASEAN博覧会に花を添える

· 中国・ASEAN工事プロジェクト協力と発展フォーラムが開催

· 中国-ASEAN投資協力基金、年内にも始動

· 中国・ASEAN金融フォーラムで『共同宣言』が採択

  同コラムの最新記事

· 創業板開設 中国で多層的な資本市場が形成へ

· タイ副商務相、「貿易決済に人民元使用を検討」

· 中国の経済発展に関する3つの誤解を解く

· 日本経済に「失われた10年」ふたたび?

· 中国とASEAN諸国の貿易で著しい成果