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国家統計局:第4四半期のGDPは高成長を維持
発信時間: 2009-10-27 | チャイナネット

中国国家統計局・国民経済核算司の彭志龍司長は26日、中国のGDPの高成長維持、統計データの信憑性、第4四半期も引き続き成長するかなどの問題について説明した。彭志龍司長はその際、第4四半期のGDPが高成長となると予想する5つの理由を述べた。

1. 中国はマクロ経済政策の基本方針を変えず、経済発展を引き続き促進する必要があることを明確にしている。

2. 国際経済情勢が好転しており、これは中国の輸出にプラスとなり、9月の輸出減少幅は大きく縮小した。

3. 投資が高水準を維持しており、プロジェクトの多くが今年着工したもので、完成には一定の時間がかかる。

4. 生産者、投資家、消費者の予想が回復している。

5. 昨年同期の水準が比較的低い。

方正証券は報告の中で、第3四半期のデータを見ると、中国経済は全面的に回復し、経済成長は安定すると予想している。第4四半期の投資の急増は、中央投資プロジェクトと地方政府のプロジェクト投資の拡大によるもので、現在進められている収入分配改革は消費増加の新たな原動力となる見通し。米国の消費モデルは変わったが、欧州と新興アジア諸国の経済回復が第4四半期の輸出を支え、第4四半期のGDP成長率は10%に達する見通し。

「チャイナネット」 2009年10月27日

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