広く注目を集める「上海ディズニーランド」プロジェクトは、今週にも新たな進展を遂げる見込みだ。1日に開催された第21回上海市市長国際企業家レファレンス会議の後の記者会見で、同市の韓正市長はディズニープロジェクト関連の質問に対し、「上海市政府は近日中に記者会見を行い、プロジェクトの最新情況を発表し、メディアが関心を寄せる問題に回答する」と述べた。中新網が伝えた。
このディズニープロジェクトは資本市場の繊細な神経を常に刺激してきた。1週間前の10月27日には、あるメディアが「上海ディズニープロジェクトはすでに国の認可を受けて、今週中にも正式に発表される見込み」と報じた。またある大陸部メディアは米ウォルトディズニー社の声明を引用し、同社は上海市政府とプロジェクトの枠組協定を制定したと報じた。こうした報道がなされると、同日の株式市場では、関連株が全体の下降局面に反して大幅に上昇した。その後さらにあるメディアが「上海ディズニープロジェクトはすでに認可を受けており、11月15-18日のオバマ大統領の訪中時に正式に発表される見込み」と報じた。これを受けて、関連株が再び大幅に上昇した。上海ディズニーが実現すれば利益を得るとみられる上海陸家嘴金融貿易区開発株式有限公司、上海界竜実業集団股フェン有限公司、上海新梅置業株式有限公司などは、先週木・金曜日には相場全体が低迷したにもかかわらず、引き続き力強い上昇傾向を示し、これを受けた市場にはさまざまな「思い」が駆けめぐった。
「人民網日本語版」2009年11月3日 |