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鳩山首相:中国のGDPが日本を超えるのは当然
発信時間: 2009-11-16 | チャイナネット

日本の鳩山由紀夫首相は12日、「中国のGDPが日本を超えるのは当然で、大げさに騒ぐことではない。発展と人口の規模に合った経済を展開するのは重要なこと」と述べた。また、日本経済の発展に中国が欠かせないことを強調した。

これは、鳩山首相がアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するためシンガポールを訪問する前、シンガポールなどのメディアのインタビューに対し述べたもの。「専門家は中国の経済規模が年内に日本を上回ると予想しているが、それに対する考えは」という質問に対し、首相は「中国の経済力が日本を超えるのは、人口の規模から言っても当然。国の規模に合った経済を展開すればよい」と述べた。

また、「日本の将来を悲観しておらず、楽観視している」とし、日本の国力は中国経済のサポートなしでは発展できず、今後は環境保護、社会保障、教育などの分野を中心に内需を拡大し、中国の経済力を取り込み経済成長を目指す考えを示した。

中国の経済規模が日本を超えるという見方について、日本の首相が公の場で考えを述べたのはこれが初めて。

「チャイナネット」 2009年11月16日

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