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消費者の住宅購入意欲が低下 上海交通大学報告
発信時間: 2009-11-13 | チャイナネット

上海交通大学安泰経済・管理学院の中国都市消費者行動研究課題チームは12日、「中国都市層別消費者指数研究報告」を発表した。それによると、今年第3四半期(7-9月)には都市消費者の自動車や住宅に対する購入意欲が低下したが、消費者幸福指数は小幅ながら上昇したという。「中国青年報」が伝えた。

同調査は全国44都市で行われ、2千件の回答サンプルを収集した。調査によると、消費者住宅購入意欲指数は第2四半期(4-6月)に比べて9.8ポイント低下しており、ここから住宅購入意欲の低下がうかがえる。「現在は住宅購入によい時期だ」とする人の割合が約5ポイント低下した一方、「現在は住宅購入に悪い時期だ」とする人の割合が約5ポイント上昇した。また住宅販売意欲指数は約20ポイント上昇した。

自動車購入意欲指数は前回調査に比べて1.8ポイント低下した。指数は低下したが、消費者幸福指数は前期より小幅に上昇して139ポイントに達し、第1四半期(1-3月)の129ポイントに比べると10ポイントの上昇となった。

「人民網日本語版」2009年11月13日

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