中国が独自の知的財産権をもつ通信基準「TD-SCDMA」のほか、次世代インターネットやデジタルテレビなど電子情報の新技術、中国が開発した鉄道車両、大型石油化学装置など数多くの革新成果が16日、深セン会展センターにお目見えした。これらの基準や技術、装置は中国がここ数年独自に開発した革新成果のほんの一部にすぎない。人民日報が17日伝えた。
6日間にわたる第11回中国国際ハイテク成果交易会が同日午前、深セン市で開幕した。総合ブース、十大重点産業ブース、インタラクションブース、実物、模型、文字、写真、マルチメディアなどさまざまな形で展示が設けられた。とりわけ、十大産業のうち基幹企業60社以上を集中的に取り上げ、ここ数年の自主革新能力の向上であげた成果を紹介した。展示内容の一部、国家発展改革委員会による「自主革新の強化、産業振興の推進」をテーマにした展示では、中国のここ数年の電子情報産業や設備製造業のほか、自動車産業、船舶工業、鋼鉄産業、有色金属産業、石油化学産業、軽工業、紡績工業、物流業といった十大重点産業の技術的な進歩と産業のアップグレードの成果を目にすることができる。
「人民網日本語版」2009年11月18日 |