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中国、原材料輸出制限をめぐるパネル設置要求を拒否
発信時間: 2009-11-20 | チャイナネット

中国の原材料輸出制限をめぐり、アメリカと欧州連合(EU)、メキシコが紛争処理小委員会(パネル)の設置を要求したことを受けて、中国は世界貿易機関(WTO)紛争解決機関(DSB)が19日に開いた会議で、この要求を拒否するとともに、「中国の輸出管理に関する規定はWTOの規則に符合している」と改めて強調した。

中国代表団は声明を発表し、「アメリカとEU、メキシコがパネルの設置を要求したことは非常に残念だ。中国は一貫して、WTOの規定と自らの承諾を守っている。中国の輸出関連政策もWTOの原則や規定にかなったものだ」と述べた。

さらに、輸出管理に関する措置については、3カ国に対してすでに十分な説明を行っていると述べた上で、措置の主な目的は環境保護にあることを強調しした。また、そのほかの理由として、ここ10数年間、アメリカと欧州は中国の一部の原材料に対し、反ダンピング措置をとっており、これらの原材料を本当に必要としているのか疑わしいことを挙げた。これらの理由により、中国側は専門家グループの設置に同意できないとし、この要求を見直すよう求めた。

「中国国際放送局 日本語部」2009年11月20日

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