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ディズニーランド、なぜソウルではなく上海に?
発信時間: 2009-11-24 | チャイナネット

 

韓国紙「朝鮮日報」にこのほど、ソウル市は3年前にディズニーランドの誘致に力を入れていたが、上海にその望みを絶たれたという記事が掲載された。中国新聞網が伝えた。

当時韓国へのディズニーランド誘致の可能性は高かった。事業誘致に向け、特別チームを設立し、果川市のソウル大公園をディズニーランド建設候補地とした。ところが3年後に笑ったのは上海だった。中国政府はオバマ米大統領の訪中前、11月4日にディズニーランド建設を認可。オバマ大統領は16日に最初に上海を訪問し、市長に謝意を表した。

ディズニーランドの建設には最低36億ドルの投資がかかるとされ、海外からの対中単独投資としては過去最高額となる。来年着工し、2014年に大型エンターテイメント施設やホテルなどを含むテーマパークが完成する。中国政府はディズニーランドの建設に1兆元の経済けん引効果を期待している。

今、世界の通貨が中国に流れ込んでいる。中国は米国の通貨政策を公開で批判できるほど「経済強国」となった。外資導入で中国が先を行くことは、韓国に警鐘を鳴らしている。韓国はここ数年、外資導入や東北アジアの金融の中心となることを叫んできた。ところが中国にはすでに世界トップ500社の多国籍企業のうち480社が進出している。今年4月、中国・広東省は「10年以内に国内総生産(GDP)で韓国を追い抜く」と宣言し、外資導入の歩みを速めている。今後、韓国が中国に持っていかれるのはディズニーランドだけだろうか?

「人民網日本語版」2009年11月24日

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