商務部サイトが10日発表したデータによると、今年1-11月の国産自動車の累計生産台数は1226万5800台で前年同期比41.59%増加し、累計販売台数は1223万400台で同42.39%増加した。「上海証券報」が伝えた。
商務部市場建設司の常暁村司長は「中国は『自動車時代』に突入した。通年の販売台数の一般的な予測は1300万台だが、私はこれを上回ると考える。金融危機の影響を受けて、世界の自動車販売台数は減少し、中国の販売台数が世界一となった。今年通年の販売台数は一般的な予測を上回る見込みだ」という。
このほど打ち出された関連政策からも、来年の自動車販売に引き続き大きな発展の余地があることがうかがえる。国務院常務会議が最近打ち出した一連の消費促進措置では、排気量1.6リットル以下の乗用車の購入税減額措置を2010年末まで延期し、税額も7.5%減額するとしている。また自動車の買い換えに対する補助金の基準額が、1台あたり5千元から1万8千元に引き上げられた。
常司長によると、都市部での発展はもとより、今年は農村自動車市場でも販売台数が200万台を突破し、前年比80%増加する見込みだ。常司長は「自動車の消費ブームが訪れようとしており、自動車消費には大きく伸びる余地がある」と話す。
「人民網日本語版」2009年12月11日 |