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港珠澳大橋、M8の地震と16級の強風に耐える設計
発信時間: 2009-12-18 | チャイナネット

港珠澳大橋、M8の地震と16級の強風に耐える設計

25年間の計画と6年間の準備期間を経て、香港、珠江、澳門(マカオ)を結ぶ世界最長の「港珠澳大橋」が12月15日に着工した。総投資額720億元を予定している同プロジェクトは大きく3つに分かれる。海底トンネル工事、人工島の埋立工事、香港・珠江・澳門3都市の接続工事である。完成は2015年を予定している。

港珠澳大橋は全長49.968キロメートルで、現在世界最長の杭州湾大橋より14キロメートルも長く、世界最長の海上橋となる。

橋は高速道路の基準に従い建設され、双方向6車線、設計時速は100キロメートル、設計使用年限は国内最長の120年となる。

また港珠澳大橋は、世界の橋梁建設で最高となる建設基準を採用し、完成後はマグニチュード8の地震、最大風力16級まで耐えることが可能。

「これは三峡プロジェクト、青海・チベット鉄道、北京・上海高速鉄道に継ぐ世界レベルのインフラプロジェクトとなる。現在の見積もりによると、3都市の関連工事を含め、同プロジェクトの投資額は1000億元を超える見通し」と、港珠澳大橋の前期作業協調グループの朱永霊主任は話す。

「チャイナネット」 2009年12月16日

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