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トヨタ社長、リコール問題で1日北京で謝罪
発信時間: 2010-03-01 | チャイナネット

トヨタの今回の大規模なリコールは、根本は品質問題にあるものの、その鍵は危機広報にあるといえる。トヨタは現在、全世界で一連の危機広報を展開し、徹底的な局面改善を試み、今回のリコールの嵐からいち早く抜け出そうとしている。中国証券報が伝えた。

▽豊田章男氏が北京訪問、謝罪へ

トヨタの計画によると、豊田章男氏は米国訪問に続き、もうひとつの世界の主要市場―中国に訪問する。中国は現在世界最大の自動車市場だが、トヨタの一連の品質危機で中国の消費者のトヨタに対する見方に影響が出た。トヨタのスポークスマンによると、豊田章男氏は本日(1日)午後6時に北京で記者会見を行い、「中国の消費者に品質と安全に対する声明」を発表。リコール事件について再び謝罪すると同時に、似たような事件が二度と起きないよう約束すると思われる。

トヨタの幹部によると、豊田章男氏の北京滞在期間中の日程は、中国政府の関係者と会談し、トヨタのリコール事件の原因と対応策について説明した後、トヨタ中国の従業員と会い激励する予定だという。中国のメディアや消費者と直接接触を持つことで、トヨタのイメージを回復したいところだ。中国が現在世界最大の自動車市場であることを考えると、トヨタは当然気を抜くことができない。

中国の消費者の利益を確保するため、中国の品質検査当局は最近トヨタのリコールに対する一連の措置を打ち出した。当局の通告によると、消費者の使用する乗用車がトヨタの問題車種であるとわかった場合、直ちにトヨタに連絡し、その欠陥問題により負傷した場合は直ちに政府当局にも報告すること、となっている。

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