CPIの変動は正常値内 2月

タグ: 物価変動  季節的・一時的な影響

発信時間: 2010-03-16 16:54:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

国家発展改革委員会価格司の周望軍副司長は15日、春節(旧正月)があった今年2月の消費者物価指数(CPI)は、季節的要因や一時的な要因を受けて前年同月比2.7%上昇したが、上昇幅は正常値の範囲に収まっているとの見方を示した。

周副司長によると、例年と比較して、今年2月には新たな価格上昇要因がそれほどみられなかった。同月の上昇率2.7%のうち、前年の価格上昇の影響による部分が約0.9ポイントを占め、新たな価格上昇要因による部分が1.8ポイントを占めた。例年の春節があった月に比べて、今年2月は価格上昇要因が正常なレベルに収まり、正常なレベルを超えた新たな価格上昇はみられなかった。

周副司長によると、2月の価格上昇は主に春節や大雨・大雪・自然災害・天候などの季節的・一時的な影響によるものだった。現在の価格上昇も同じだ。

また周副司長は次のように話す。今もなお一連の物価変動に影響する不確定要因があり、厳重な注意が必要だ。たとえば▽国際経済環境の変化に伴い、世界の大口商品価格の変動が激化する可能性がある▽ここ数年、悪天候の日が増え、市場価格水準に対する自然災害の影響がますます増大している▽現在のブタ取引価格の急速な落ち込みが、周期的な変動を引き起こす可能性がある、ことなどだ。

「人民網日本語版」2010年3月16日

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