中印発展フォーラムで挨拶する王晨主任
インドのDr. S. Jaishankar駐中国大使
2010年中印発展フォーラムが30日午前9時30分、北京で開幕し、中印双方の出席者は「発展中の中印関係」をめぐって交流を行った。国務院新聞報道弁公室の王晨主任、インドのDr. S. Jaishankar駐中国大使、中国外文出版発行事業局の周明偉局長、中国・インド有名人フォーラムの中国側座長の劉述卿氏、中国前駐インド大使、中国・インド有名人フォーラム事務総長の周剛氏らがフォーラムに出席し、挨拶した。また、中印双方の経済界、企業界とメディアの関係者100人近くがフォーラムに参加した。
王晨主任は挨拶の中で、次のように述べた。
中印両国はいずれも古い文明国であり、両国の人々は早くから文化交流と商業・貿易の往来を始めている。今日、中印両国は二国間、地域及び国際事務において協力を展開しており、経済・貿易、議会、政党、青年、人文、メディアなどの各分野の交流や往来が活発に行われ、地域や世界の平和と発展に貢献している。
中印友好は双方の利益となるだけでなく、アジアや世界にもプラスとなる。手を携えて、共に未来を作ることが私達に与えられた歴史的使命である。両国関係を発展させることは、発展途上国の力を強めると同時に、地域や世界の平和と発展を促進する上でもプラスとなり、両国の互恵・ウィンウィンの実現にも貴重なチャンスをもたらす。
王晨氏はさらに、中国とインドのメディアが両国関係の発展の主流と方向性をとらえ、それぞれの特徴を活かし、両国の発展における成果と進歩、交流におけるプラス要素についてより積極的かつ全面的に報道すことに対する期待を示した。また、メディアに携わる人の努力で、両国メディアが両国国民が双方を知る窓口、意思疎通や交流の架け橋、きずなになることを望んでいると語った。