一汽トヨタが補償措置 浙江省の保有者に限定

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発信時間: 2010-03-30 16:22:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

一汽トヨタ自動車販売有限会社は29日、中国浙江省工商局と消費者保護委員会が3月14日にリコール問題でトヨタ側に善処を求めたことについて、立場を表明した。「RAV4問題車の処理に関する意見」の中で、一汽トヨタはRAV4問題車に対しリコールと補償措置を実施することを明らかにした。自動車リコール関連の補償措置は中国では初めてとなる。

トヨタ側の対応策は次の通り。

1、4月末までに浙江省省内のすべてのRAV4問題自動車のリコール(回収と無償修理)を完了させる。

2、まだリコールしていないRAV4については、保有者の希望に沿って自主回収する。

3、リコール期間に保有者に代車を提供する。

4、まだ顧客に納車されていないRAV4について、顧客が解約を申し出た場合は代金を全額払い戻す。

5、浙江省の『中華人民共和国消費者権益保護法』の実施に関する規定に従い、一汽トヨタはRAV4保有者に対して一定の補償を行う。具体的な補償方法については、各地の4S店(メーカー直営の販売店)が保有者と話し合って決める。

6、一汽トヨタは3日以内に各地の4S店に関連内容を通達する。

浙江省工商局と消費者保護委員会は3月14日、トヨタのリコール問題について、リコールのスケジュールを明確にし、自主的にリコールを実施するようトヨタ側に要求した。また、問題車の迅速な修理を行うと同時に、消費者に補償を行うよう求めた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月30日

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