中国銀聯(ユニオンペイ)は交通銀行などと提携し、上海万博会場の公共エリア内で2種類のクレジット決済を可能とした。1つは従来の磁気カードによる決済サービス、もう1つはPOS端末でかざすだけの非接触IC型決済サービスだ。どちらの決済サービスも、万博内の全ての店で利用が可能となる。
国内外の来場者はこれにより、万博会場で一般的な銀行の磁気カードが使えるのはもちろんのこと、「銀聯チップカード」を利用すれば、すばやく効率的な非接触型決済サービスを体験することができる。
中国銀聯の許羅徳・総裁は、「中国銀聯はこれまで▽システムの安定的な運行保障▽決済に対応する環境の急ぎ確保▽イノベーション強化▽銀聯カードの国内外における発行▽安全なカード利用環境の創造--などの面で、上海万博に向け全面的な準備を行ってきた」と語る 。
「人民網日本語版」2010年4月6日