2. 新興国は「共同だが区別のある責任」という原則に基づき、世界的な問題の解決にさらに取り組んでいく。主要新興国はグローバル化の主な受益者として、世界的な問題の解決でさらに責任を担うべきことを認識するようになる。しかし新興国は未だ発展途中にあり、先進国とまだ大きな差があるため、能力と責任に差があるのも当然である。
3. 新興国と先進国の間の協力をより強化し、協調はますます順調に進む。新興国と先進国の間の関係は世界経済の動向を大きく左右する。現在の世界は相互依存性が高く、依存の程度も絶えず高まっている。新興国と先進国の間の相互作用は「ゼロサムゲーム」ではなく、「一栄倶栄、一損倶損(一つ繁栄すれば全て繁栄し、一つ損すれば全て損する)」という関係である。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月9日