3月、対外貿易が6年ぶり赤字

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発信時間: 2010-04-12 17:42:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

税関総署が10日発表した今年第1四半期(1-3月)の対外貿易に関する統計データによると、同期の輸出入総額は6178億5千万ドルで前年同期比44.1%増加した。うち輸出は3161億7千万ドル(同28.7%増)、輸入は3016億8千万ドル(同64.6%増)で、貿易黒字は同76.7%減少の144億9千万ドルだった。

3月の輸出入総額は2314億6千万ドル(前年同月比42.8%増)、輸出は1121億1千万ドル(同24.3%増)、輸入は1193億5千万ドル(同66%増)で、72億4千万ドルの貿易赤字となった。これにより2004年5月以来70カ月続いた貿易黒字が初めて赤字に転じた。

第1四半期には対外貿易が回復傾向にある順調な成長ぶりを示した。08年同期に比べて、輸出入総額は8.2%、輸出は3.4%、輸入は13.8%、それぞれ増加した。3月は08年同月に比べて、輸出入総額は13.1%増加し、輸出は2.9%増加し、輸入は24.6%増加した。前月との比較では輸出入が27.6%、輸出額が18.6%、輸入額が37.3%、それぞれ増加した。

国内需要が高まって石油などの原材料の輸入数量・価格が大幅に引き上げられたほか、国内の消費構造の向上が自動車類製品の輸入を急増させたことなどを受けて3月の輸入増加率は同月の輸出増加率を41.7ポイントも上回った。

「人民網日本語版」2010年4月12日

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