商務部:2020年に中国の貿易額は2倍に

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発信時間: 2010-04-19 11:35:47 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国商務部は18日、中国輸出入商品交易会で全国貿易発展方式の転換報告会を開き、『ポスト危機時代の中国貿易発展戦略』を発表した。戦略では、2030年までに「貿易強国」という目標を達成することが提起されたほか、中国が貿易強国となる過程での数量、質、評価の指標が明確にされた。

報告では、向こう10年、中国の貨物貿易とサービス貿易を含む貿易総額は、現在の2倍の5兆3000億ドルに達し、中国の国際貿易における規則制定権と主導権も大幅に向上するとされた。

商務部国際貿易経済協力研究院の李鋼研究員によれば、数量指標の要求に基づくと、2020年までに中国の貨物貿易とサービス貿易を含む貿易総額は5兆3000億ドルに達する見通し。うち、貨物貿易額は約4兆3000億ドル、サービス貿易額は約1兆ドル。貨物輸出額は2兆4000億ドルで世界の約10.1%を占め、世界トップ。輸入額は1兆9000億ドルで約8.2%を占め、世界2位となる。サービス輸出額は5000億ドルで世界の約8.1%を占め、世界2位。輸入額は5000億ドルで約8.7%を占め、世界2位となる。

質に関する指標では、2020年までに中国に多国籍企業と世界ブランドが生まれ、製品、技術、環境、労働、社会などにおいて世界トップの地位を築くことが要求された。また、中国の国際貿易における規則制定権と主導権を大幅に高め、中国の貿易環境を絶えず改善し、国際競争での優位性を形成する。

李鋼氏によると、評価指標は『2009-2010年世界競争力報告』や『貿易円滑化指数(The Enabling Trade Index)』などの貿易関連指数を参考に考案された貿易強国の評価指標体系で、13の一級指標と41の二級指標に分け、予測を行った。これには製品の競争力、1人当たりの平均貿易額などの指標が含まれる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月19日

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